2018-03-08 第196回国会 参議院 予算委員会 第7号
厚労省の三十年度予算案には、無医地区、お医者さんのいない地域から高度専門医療機関を有する医療圏域に計画的に患者を長距離輸送するメディカルジェット運航支援事業というのがあります。 今現在、この事業を実施しているのは北海道だけでありますが、この約一年、二月までの間に二十回の搬送実績がございます。
厚労省の三十年度予算案には、無医地区、お医者さんのいない地域から高度専門医療機関を有する医療圏域に計画的に患者を長距離輸送するメディカルジェット運航支援事業というのがあります。 今現在、この事業を実施しているのは北海道だけでありますが、この約一年、二月までの間に二十回の搬送実績がございます。
そういった中で、御指摘のメディカルジェット等を活用して、二次医療圏を超えて、場合によっては三次医療圏も超えて、高度専門医療機関が所在するそうした地域へ患者搬送を行っている事例、今、二十例のうち例えば北海道以外を見れば三例あるということでございます。
一方、今回、二十二年度の補正予算におきまして、これから実施をしていこうと思います地域医療再生基金は、都道府県全域をカバーする高度専門医療機関の整備拡充のみならず、これらの医療機関と連携をする地域の医療機関の機能強化を図ることにより、地域の医療の底上げを図るということを目的としています。
○国務大臣(細川律夫君) これは、今回の補正予算につきまして、地域医療再生基金は広域をカバーするということで、これは第三次医療圏を対象とするものでありますけれども、高度・専門医療機関や救急救命センターの整備拡充のみならず、これらの医療機関と連携する地域の医療機関の機能を強化すると、こういうことで地域医療の底上げを支援するものでございます。
○政府参考人(中村秀一君) 今先生からお尋ねございましたように、臨床の研究とか厚生労働科学研究事業におきましてやらしていただいておりますが、特にこの分野、これから更に重要度を増しますので、今月一日に国立の高度専門医療機関、いわゆるナショナルセンターといたしまして国立長寿医療センターをスタートさせましたので、そのセンターにおきまして老化のメカニズム、その中で痴呆症の問題につきましても、応用の分野から、
○太田(昭)委員 まだ一分ぐらいあるようですから、一つだけ聞きますが、静岡かと聞いていますが、高度専門医療機関において企業と医師、医療機関が連携して臨床研究を行う。これは私は臨床研究は早期に実施すべきだと思いますが、いかがでしょうか。
○田中(健)政府委員 先ほどから申しておりますように、国立病院・療養所は、国立としてふさわしい広域の医療を対象とした高度専門医療機関にするということでございまして、高知病院につきましては、高知病院の機能を充実させまして、広く高知県全域を広域的に診療圏とする高度な医療機関にしようという考えでございます。
日本交通科学協議会の実用研究、これは種々の制約で残念ながら事実上病院間搬送しかできなかったようでありますが、ドクターズヘリとしてはその利点、ヘリコプターによる救護システムが適切に運用されると治療開始時間の短縮、現場到達時間の短縮ですね、それから搬送時間の短縮、病院搬入までの継続治療、救急車より安静な状態での患者搬送が可能、適切な治療ができるように高度専門医療機関に短時間で搬送ができる、広域の医療をカバー
そして、高度専門医療機関としてのナショナルセンター化されるということを伺っておるのです。 厚生省のいわゆる全体計画の原則、基準に照らして見た場合に、どの項目に当てはまるかということをまず明確にお答えいただきたい。
例えが適当かどうかと思いまするけれども、例えば山に例えてみますると、通常の地域の一般医療を低い丘のようなものに例えますと、その上に大きな山を積み上げていくということで、大きな背の高い山すなわち高度、専門医療機関である。そしてそのすそ野は地域の一般医療の積み重ねによって成り立っていく、こういうことであるわけでございまして、そのような観点から御理解をいただきたいと思う次第でございます。